PontaコースKCカード

PontaコースKCカード

PontaコースKCカードは、KCカードの利用でPontaポイントが貯まるサービスの呼称です。

KCカードは、福岡市博多区に本拠地を持つKCカード株式会社が発行しているクレジットカードです。同社は九州に本拠地を構えるプロサッカークラブ「サガン鳥栖」、「アビスパ福岡」、「ギラヴァンツ北九州」のオフィシャルスポンサーも務めています。

国際ブランドはMasterCardとJCBが選択できます。

審査期間については、公式には「5営業日発行」とアナウンスされていますが、最短で即日の審査判定が可能です。可決されれば、おおよそ一週間でKCカードを受け取る事ができます。

年会費は本会員2,100円(税込)、家族会員630円(税込)という設定ですが、初年度は無条件で無料。そして、年会費免除サービスが設けられていて、

  1. KCカード会員専用オンラインサービス「KCCard online」に登録(登録料無料)し、メールアドレスを登録(お得なメール配信受信に同意)する。
  2. 年間20万円以上カードショッピングを利用する。

のいずれか一方の条件を満たすと年会費が免除されます。1.の条件を満たすことは容易ですので実質的に年会費無料のカードといっていいでしょう。

ETCカード(KC ETC CARD)も追加で発行することができます。ETCカードの利用分はKCカード利用分と合算されての請求となりますから支払いも簡単。年会費は525円(税込)です。こちらには年会費無料特典はございません。

KCカードのデフォルトのポイント・プログラムは「点でうれしいプレゼント」というものです。

ショッピング利用金額200円毎に1ptの「点うれポイント」を獲得できます。プリペイド型の電子マネーのモバイルSuica、SMART ICOCAのチャージでもポイントが貯まり、JCBブランドを選択した場合に限り、nanacoチャージでもポイントが貯まります。そして、会員様の誕生月の利用分はポイント2倍に増量されます

獲得ポイントは100pt=100円換算で、「P割」と呼ばれるショッピング代金請求額からの割引に利用することができます。「P割」以外にも、KCギフトカード、ANAマイル、ドコモポイント、auポイント、楽天スーパーポイントに交換可能。また、累計獲得ポイントに応じた「ボーナスポイント」も付与されます。

前置きが長くなりましたが、PontaコースKCカードは、このデフォルトで積算される「点うれポイント」の代わりに、200円=1ptという同比率でPontaポイントを獲得できるコースです。誕生月はポイント2倍の200円=2ptになりますよ!

当コースを利用するには、下記コンタクトセンターへの変更申し込みが必要です。

KCカード株式会社 コンタクトセンター
0570-015971(営業時間 平日9:30~17:30)

8,500ポイントプレゼントキャンペーン実施中

期間:2014年10月1日(水)0:00~2014年10月31日(金)23:59

期間中に当サイトからのKCカードのお申込みでもれなく最大4,900ポイントがプレゼントされるキャンペーンを実施中です!

KCカードキャンペーン画像

KCカードには海外旅行傷害保険が自動付帯

PontaコースKCカードのPontaポイント還元率は0.5%で、JMBローソンPontaカードVisaやローソンPontaカードVisa(いずれもクレディセゾン発行)と全く同一です。しかし、当カードにはクレディセゾン発行2カードにはない特長があります。それは、海外旅行傷害保険が自動付帯されることです。

海外旅行傷害保険は、海外旅行中の偶然の事故による怪我や病気で支払うことになった入院・通院費用や、パスポート・デジカメ・携帯電話のような携行品の盗難や破損などの損害に対して一定限度まで補償してくれる保険です。KCカード会員には、会員資格取得日の翌日から自動的にこの保険が適用され、出国日の前日0時から帰国日の翌日24時までの最長90日間、補償されます。渡航前に特別な手続きは不要です。

詳しい補償内容と保険金額は以下のとおりです。

補償内容 保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 最高200万円
疾病治療費用最高200万円
賠償責任最高2,000万円
携行品損害 最高20万円(免責金額:3,000円)
救援者費用 最高200万円

仮に、JMBローソンPontaカードVisaのみを携行し、海外旅行したとすると、期間中は全くの「無保険」状態になってしまいます。

AIU保険株式会社が、2008年に世界主要都市を対象に実施した盲腸手術入院(2泊3日)の総費用調査では、ホノルル195万円、ロンドン151万円、香港90万円、グアム86万円と日本では考えられないくらい高額な医療費請求の実態が判明しました。

KCカードは、前述のとおり実質的に年会費無料です。実質的に年会費無料で海外旅行傷害保険自動付帯のカードを活用しない手はありません。盲腸での入院でしたら、疾病治療費用の対象となり最高200万円まで保険金が降ります。

管理人は、年会費無料で海外旅行傷害保険付帯のクレジットカードを複数枚所有しています。下表を参考にしてください。死亡・後遺障害以外の保険は合算されるので複数枚所有の意味があります。

例えば、下表内のKCカード、JCB EIT、エポスカード、イオンSuicaカードの4枚持ちとなると、傷害治療費用の補償金額の上限は650万円にもなります。よほど高度な手術を受けない限り保険の範囲内で対応できるでしょう。

海外で盗難されたiPhoneの代金が携行品損害で補償されたときは涙が出るほど嬉しかったです。

年会費 傷害死亡・後遺障害 傷害治療費用 疾病治療費用 賠償責任 携行品損害 救援者費用
合算不可 合算可能
KCカード実質無料2,000万円200万円200万円 2,000万円 20万円 200万円
JCB EIT永年無料2,000万円200万円200万円 2,000万円 20万円 100万円
エポスカード 永久無料 500万円 200万円 200万円 2,000万円 20万円 100万円
イオンSuicaカード 無料 500万円 50万円 - - - -

Pontaポイント派の方は、当カードをラインナップの一員に加えてみてはいかがでしょうか?

なお、国内旅行傷害保険も付帯します。こちらは「利用付帯」です。搭乗券、新幹線の乗車券、ホテル・旅館の宿泊代金、宿泊を伴う募集型企画旅行(=パッケージツアー)の代金を事前にKCカードで決済した場合に、航空機・新幹線搭乗中の事故や宿泊中の事故や火災による怪我が補償対象となります。

死亡・後遺障害時の保険金は最高2,000万円、入院保険金は8日目以降から日額5,000円、通院保険金は同じく8日目以降から日額3,000円となります。